2010年5月9日日曜日

京都・神戸買い出し紀行二

 京都市内をメーデーを尻目に、ぶらりと歩いたあと神戸のライブハウスに行って飲んで友人の家に泊まって起きる。一週間も前のことなので何があったか忘れかけている。確か金管楽器と木管楽器の違いについての話題になった。

「管楽器は木管楽器と金管楽器に分けられる。この両者は、古くは楽器の材質で区別していたが、現在では発音体により区別され、リップリードの振動によって音をつくるものを金管楽器、それ以外の管楽器を木管楽器としている。」wikipediaより。

私は、wikipediaに魂を売り払っているので引用するが、本来なら「小学生までだよねー。キャハハ。」ものであろう。どうもこの区別だと法螺貝も金管楽器になるようだ。日本人たるもの法螺貝の一つぐらい吹きたいものだが、多分法螺貝マイブームは一瞬で過ぎ去ると思うので衝動買いは止めておく。私の衝動買いは、結構な確率で失敗しているかもしれない。しかし、失敗しても「これはいつか使えるし、よく考えると毎日でも使ってもいいものだよな。」など自己暗示をかけてきた。(例:自衛隊駐屯地で買った自衛隊用水筒)ただ法螺貝はさすがに結構高いし買えない。

 翌日、浪人時代の友人と会う。基本的に会っても予定はないので日のあたる喫茶店でぼけーっとする。その後、なんとなくレンタカーを借りて淡路島に行く。淡路島はなにやらイベントをやってたようで非常に混んでいた。「連休中に遠出して渋滞にはまるなんてバカまるだしだよなー。」と思ってたが、見事に渋滞の中を走り、人で埋め尽くされた温泉に浸かりに行く。温泉の露天風呂からは明石海峡大橋が見えて非常に気持ちが良かった。レンタカーの中で聴いたラジオでは忌野清志郎特集をやっていた。浪人時代によく聴いたRCサクセションの曲ばかり流れていて懐かしい気持ちになる。その日食ったホテルのケーキセットも温泉もタダ券で楽しめたので友人には感謝している。その後、その日の寝床を決めるべく何人かに連絡するが、断られたり、帰省してたり、連絡つかなかったりしたので漫画喫茶で寝る。途中まで買って読んで飽きた『ぼくらの』を読破する。アニメは途中で『やくざの』になってたが漫画はそれなりにまとまっていたので楽しめた。
 そして、さらに翌日は古本屋やレコ屋をぶらぶらする。淡水軒で飯を食おうとしたが、暖簾がかかっていなかったので諦める。元高のダイナマイトやりずむぼっくすでエサ箱を漁る。買った中では、斉藤哲夫『君は英雄なんかじゃない』、ジャックス『ジャックスの世界』、サディスティックミカバンド『HOT!MENU』、桃井かおり『TWO』、ロミオとジュリエットサントラがよかった。桃井かおりのアルバムはバックバンドに、ゴダイゴが入ってたり、村上ポンタが入ってたり、ハネケンこと羽田健太郎が入ってたり、プロデュースが荒木一郎だったりと豪華であった。買ったレコードやCDは満足したが、いささか買いすぎたため荷物を持つ指が引きちぎれた。本も数冊買ったはずだが、何を買ったかは正確に覚えていない。確か乱歩の創元推理文庫を数冊と阿佐田哲也と樋口一葉を買ったと思う。乱歩は光文社の全集で集めているので、創元推理文庫は背表紙と挿絵のためだけに買っている。昼飯は三宮でカレーを食う。そしてバスで神戸を去る。自分の部屋にたどり着いたとき「今夜六甲で麻雀しませんか。」との誘いのメールに気がつくが、泣く泣く断る。

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