2010年5月21日金曜日

彼と彼女のソネット

 1993年頃、女性用ジーンズであるSOMETHINGのCMに使われてた『T'en va pas』はいい曲だと思う。
小さい頃からずっと頭の中に残ってたこの曲を全部聴いて、さらに日本語訳の歌詞を見たときは衝撃だった。
歌詞の内容は、パパとママが別れる別れないってことを子供が心配しているという何とも言えないものだったのだ・・・!大貫妙子が書いたカバーの歌詞のほうが良い。今の所把握してるのは、
エルザ  オリジナルバージョン
     1997年のベストアルバムに入ってるリミックスバージョン
大貫妙子 日本語歌詞カバーバージョン
宮村優子 大貫妙子のカバー
原田知世 大貫妙子のカバー、オリジナル歌詞のカバー

こんなものかな。

http://www.youtube.com/watch?v=yTTkmmw3Ezs
↑みやむーのやつ、これ良いよなー。


2010年5月10日月曜日

展覧会の絵

 ムソルグスキー『展覧会の絵』が好きだ。特撮(筋少の元メンバーがやってたパンクバンド)の『マタンゴ』のコピーの前奏部分はエディがピアノソロで『展覧会の絵』を弾いてる。あとELPも『展覧会の絵』をやっているし、冨田勲も管弦楽版『展覧会の絵』をシンセで作っている。カシオペアの神保彰も『展覧会の絵』をドラムでやってたし、山下和仁もギターで『展覧会の絵』を弾いていた。一般的に有名なのは多分ラヴェル編曲のやつだと思うけど、ホロヴィッツのピアノ編曲の『展覧会の絵』もオツなものだ。どうも『展覧会の絵』をやろうと試みる人たちはバカテクの持ち主が多いようだ。リヒテルやキーシンの動画をyoutubeで見つけたが良い。
 ELPの『展覧会の絵』のジャケットは真っ白な画(?)が額に収められていて非常に有名なジャケットである。ちなみに、私の持っているLPは中古で買ったため真っ白な画の部分にハエの死骸がこびりついている唯一無二のジャケットである。

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2010年5月9日日曜日

京都・神戸買い出し紀行二

 京都市内をメーデーを尻目に、ぶらりと歩いたあと神戸のライブハウスに行って飲んで友人の家に泊まって起きる。一週間も前のことなので何があったか忘れかけている。確か金管楽器と木管楽器の違いについての話題になった。

「管楽器は木管楽器と金管楽器に分けられる。この両者は、古くは楽器の材質で区別していたが、現在では発音体により区別され、リップリードの振動によって音をつくるものを金管楽器、それ以外の管楽器を木管楽器としている。」wikipediaより。

私は、wikipediaに魂を売り払っているので引用するが、本来なら「小学生までだよねー。キャハハ。」ものであろう。どうもこの区別だと法螺貝も金管楽器になるようだ。日本人たるもの法螺貝の一つぐらい吹きたいものだが、多分法螺貝マイブームは一瞬で過ぎ去ると思うので衝動買いは止めておく。私の衝動買いは、結構な確率で失敗しているかもしれない。しかし、失敗しても「これはいつか使えるし、よく考えると毎日でも使ってもいいものだよな。」など自己暗示をかけてきた。(例:自衛隊駐屯地で買った自衛隊用水筒)ただ法螺貝はさすがに結構高いし買えない。

 翌日、浪人時代の友人と会う。基本的に会っても予定はないので日のあたる喫茶店でぼけーっとする。その後、なんとなくレンタカーを借りて淡路島に行く。淡路島はなにやらイベントをやってたようで非常に混んでいた。「連休中に遠出して渋滞にはまるなんてバカまるだしだよなー。」と思ってたが、見事に渋滞の中を走り、人で埋め尽くされた温泉に浸かりに行く。温泉の露天風呂からは明石海峡大橋が見えて非常に気持ちが良かった。レンタカーの中で聴いたラジオでは忌野清志郎特集をやっていた。浪人時代によく聴いたRCサクセションの曲ばかり流れていて懐かしい気持ちになる。その日食ったホテルのケーキセットも温泉もタダ券で楽しめたので友人には感謝している。その後、その日の寝床を決めるべく何人かに連絡するが、断られたり、帰省してたり、連絡つかなかったりしたので漫画喫茶で寝る。途中まで買って読んで飽きた『ぼくらの』を読破する。アニメは途中で『やくざの』になってたが漫画はそれなりにまとまっていたので楽しめた。
 そして、さらに翌日は古本屋やレコ屋をぶらぶらする。淡水軒で飯を食おうとしたが、暖簾がかかっていなかったので諦める。元高のダイナマイトやりずむぼっくすでエサ箱を漁る。買った中では、斉藤哲夫『君は英雄なんかじゃない』、ジャックス『ジャックスの世界』、サディスティックミカバンド『HOT!MENU』、桃井かおり『TWO』、ロミオとジュリエットサントラがよかった。桃井かおりのアルバムはバックバンドに、ゴダイゴが入ってたり、村上ポンタが入ってたり、ハネケンこと羽田健太郎が入ってたり、プロデュースが荒木一郎だったりと豪華であった。買ったレコードやCDは満足したが、いささか買いすぎたため荷物を持つ指が引きちぎれた。本も数冊買ったはずだが、何を買ったかは正確に覚えていない。確か乱歩の創元推理文庫を数冊と阿佐田哲也と樋口一葉を買ったと思う。乱歩は光文社の全集で集めているので、創元推理文庫は背表紙と挿絵のためだけに買っている。昼飯は三宮でカレーを食う。そしてバスで神戸を去る。自分の部屋にたどり着いたとき「今夜六甲で麻雀しませんか。」との誘いのメールに気がつくが、泣く泣く断る。

2010年5月4日火曜日

京都・神戸買い出し紀行一

 友人に会ったり、買い物をしたりの目的のためにGWは京都・神戸に行くことにした。同期の車に便乗し、9号線をひたすら走る。途中、雨が降ってきたので、その日泊まるつもりにしていたmysどんに「傘を余分に持ってくるように。」とメールを送るが、京都市内は特に雨は降っていなかったので傘は必要なかった。京都府内でも天気が違うものなのだなぁ。傘を一本だけ持ったmysどんを見て何とも言えない気持ちになる。漫画を描いているらしい寄生先のmysどんは、なにやら賞をいただいたそうだ。めでたいと思う。酒を少し飲んで明日のメーデーに備えて早めに休む。寝る際に私の使った汚くて臭いと評判のこたつ布団は、そうでもなかったので問題なく使用させてもらう。
 翌日、hasさんと会う。とても天気がよかったので、予定を立てることもなく河原町周辺を散歩する。「高倉二条」というラーメン屋で昼食をとる。並ぶのが非常に苦手な私だが、「せっかく来たから!」と自分を言い聞かせながら炎天下の中、並ぶ。並んでいる途中にスキャットについての話題になるが、何故かmysどんが、どんなスキャットを歌う前にも「スキャッ!」と言うのが謎だった。ダバダバの前に「スキャッ」は必要ないだろう。ラーメンは美味かった。その後、ぶらぶらと御所のほうへ歩いていると2メートルぐらいある格ゲーに出てきそうな黒人がチラシを配っていた。カリブのサンドイッチだかを売っている店の宣伝らしい。御所では、コーヒーを飲みながら、地べたに座って「松ぼっくりにお茶をかけると本当に閉じるのか」という実験を行う。30分~1時間ぐらいで松ぼっくりは見事閉じた。なんて贅沢な時間の過ごし方だ。実験に成功したという多幸感の中、市役所近くのレコ屋に行く。途中、京都国際マンガミュージアムを通り過ぎmysどんがそれに興味を示していたが、気づかないフリをしてレコ屋へ向かう。京都の「ホットライン」は以前にも来たことがあり、安くて欲しいものがたくさんある良店なので行けてよかった。I Pooh、パティ・スミス、Donovan、フリートウッド・マックなどを買う。その後、mysどんと別れ、hasさんと神戸へ向かう。途中、hasさんの実家にお邪魔するが、犬(ジョン)がよく吠えて、よく走っていた。(その後、ジョンの名前はどうやらエルだということが判明する。)